ex JA4BBH の 懐かしい交信記録(QSLカード)(1)OSCAR-6 145MHz SSB → 29.5MHz SSB
OSCARが打ち上げられ、通信衛星を中継機とした交信が出来るようになり、物珍しさから飛び込みました。
軌道計算用のために、カシオの関数電卓(4万円を超えていたことを覚えています)を購入し、会社の昼休みに、赤道を通過する経度を計算し、紙に書いた交信可能な円を通過する予定の軌道を書き込んで、OSCARの「方位角」と「仰角」を算出して、退社後、帰宅してからアンテナを振り回して、衛星通信を楽しんでいました。
アンテナの水平方向の回転はローターで行っていましたが、仰角については仰角用のローターの値段が目玉が飛び出るほど高かったので、20°くらい上向きに固定していました。
最初の頃は、地上波で交信可能な局と話しながら、OSCARが近づくと指定の周波数に移動して衛星通信。
OSCARが逃げると、元の周波数に戻って話をしていました。
ドップラー効果があるため、右手で受信機のダイアルを回して調整。
左手はローターを操作していました。
OSCAR-6 145MHz SSB → 29.5MHz SSB
JA1ML 1975/01/04
JA1BYW 1975/01/02
JA1BYW 1974/11/16
JA1KCA 1974/12/02
JA1NEZ 1974/12/07
JR1ING 1974/12/21
JE1UEW 1974/12/21
JA3CF
JH3CYX 1974/11/25
JA4ABS 1974/12/26
JA4BNZ 1974/11/21
JA4GVA 1974/11/21
JA4IQR 1974/12/23
JH4EPE 1974/11/25
JA5GNV 1974/11/28
JA5MUH 1974/12/09
JA6SUE 1974/12/02
JA7UAO 1974/12/09
JA8DJJ 1974/11/16
JA8HMG 1974/11/23
JA9PQ 1974/11/28
JA9BOH 1974/11/16
JA9LIS 1974/12/09
JA0FB 1974/12/07
ありがとうございました
私たちが開局した頃は、殆どがジャンク品を集めての自作。メーカー品は高値の花でした。
物作りが好きな私にとっては、作ったりばらしたりしている時間のほうが楽しかったですが、自作したリグで、電波を少しでも遠くへ飛ばせないか、少しでも遠くの局が入ってこないかなど、楽しい毎日であったことを思い出しています。
交信して頂いた皆様、遠くのほうから取材にきて下さった月刊誌の編集者の方、機器の自作であれこれと教えて頂いた皆様、ありがとうございました。
Best 88 & 73 de ex JA4BBH
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