最初に、アマチュア無線局 ex JA4BBH 博物館からのお知らせをご覧下さい。
1976/01 430MHz SSBトランスバータ
430MHz SSBトランスバータがトランジスタ式になりました。
TR-3200も見えますね。
この頃は、東京方面への出張の時は仕事を早めに切り上げて(手抜きではありません。効率UPした結果です。)、秋葉原でパーツを漁っていましたよ。
TS-520も写っていますが、これはまだ有りますよ。
1976/04 430MHzリニアアンプ ・ 430MHz帯の吸収型周波数計 ・ OSCAR
トランジスタ式の430MHzリニアアンプが追加されました。
ここに小さな430MHz帯の吸収型周波数計が写っていますが、 JA4HV 、 JA4AIN 、 JA4JAT 、 JA4DJE 、 JA4GIN さん達と広島の喫茶店に集まって自作談義。その時にJA4HVさんが持ってこられたものを参考にして作ったものです。
この頃でしたかねえ? 会社で昼休みに、電卓(個人の電卓ですよ)でOSCARの軌道計算をして、帰宅してからアンテナを振り回して人工衛星を追っかけ廻していたのは・・・
1976/06 430MHz SSBトランスバータ
小型化された430MHz SSBトランスバータが追加されました。
この頃だったと思いますが、夕食後に作ったりバラしたりしているうちに、「痛い!!」と思って左手を見たら、ドリルが左手の人差し指を通り抜けて、反対側へ1cm位飛び出ていました。
時計をみたら22時過ぎ。近所の医院で手当てをしてもらいましたが、今でもその箇所は肉が盛り上がってきて、その時のことを思い出します。
1976/11 1200MHz FMのクリコンとトランスバータ
ついに1200MHzまで到達しました。
1200MHz FMのクリコンとトランスバータが腰を据えました。
右上の黒いパネルの機器は、米軍岩国基地から放出されたレーダー送受信設備の調整装置です。
1977/02 1200MHz FMトランシーバ ・ パラボラアンテナ
ここまできたら機動性も重視しなければと、1200MHz FMトランシーバを製作。
周波数表示はニキシー管でデジタル表示にしました。
さすがに相手がみつからず、車の屋根にパラボラアンテナと脚立を載せて山の上に移動していました。
それでも交信できるのは、瀬戸内海の向こうの、愛媛県のJA5IHさんくらいでした。
1977/05
物は増えるばかりで置き場所がなくなり、棚を組んで整理しました。
製作途中のモニタースコープも見えます。
お知らせ
写真は焼付けされたものからスキャナで取り込みました。
なにしろ昔のことですから、ネガフイルムが無くなっていたり、変色したりしています。
昔なつかしいRIGが並んでいますので、昔のことをご存知の方は眺めて下さい。
なお、タイトルの日付の後には、昔なつかしいキーワードを記しておきます。
次のページは、歴史年表6/6ページです。
ありがとうございました
私たちが開局した頃は、殆どがジャンク品を集めての自作。メーカー品は高値の花でした。
物作りが好きな私にとっては、作ったりばらしたりしている時間のほうが楽しかったですが、自作したリグで、電波を少しでも遠くへ飛ばせないか、少しでも遠くの局が入ってこないかなど、楽しい毎日であったことを思い出しています。
交信して頂いた皆様、遠くのほうから取材にきて下さった月刊誌の編集者の方、機器の自作であれこれと教えて頂いた皆様、ありがとうございました。
Best 88 & 73 de ex JA4BBH
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